課題研究に取り組んでいます①
本校では、中学１年から高校２年までの生徒が、SDGｓを主としたそれぞれのテーマで課題研究に取り組んでいます。
１２月２４日(金)、本校生徒５名は、知能ロボット工学分野の課題研究を進めるため、鳥取大学工学部の竹森准教授の研究室を訪問しました。今回の訪問では、竹森准教授の研究分野であるロボット工学の実例の講義、ロボットの実装の体験、さらには生徒自身が取り組んでいる課題研究について指導助言をいただきました。
講義では、車いすの移動支援ロボットや果樹収穫支援ロボットなど、センサーによる収集したデータをAIを用いて解析することでロボットにフィードバックする仕組みを解説していただきました。
ロボットの実装では、キャタピラー型のロボットを用いて、センサーで障害物を感知して停止する動作を制御するプログラムを通して数値化されている様子を体験しました。竹森准教授は、「将来、社会的な課題を抽出し、何にプログラムを活用するのか整理することが大切です」とおっしゃられました。
生徒たちにとって、身近になったコンピュータが社会貢献につながる場面を体験できたことは、自分の将来を見据えるときに社会に目を広げるよい機会となりました。ありがとうございました。
