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【新聞掲載】6年間密に進学手助け

2004年12月26日(日)読売新聞に、本校についての記事が掲載されました。

設立のきっかけを教えて下さい

学習塾・伝習館の代表も務めているのですが、塾での生徒のサポートは週3、4時間程度と限られています。塾は成績アップの手助けをすることは出来ても、学校のサポート的な役割で、中心的なかかわりを持つことが出来ませんでした。そのため、生徒と6年間密に接して、卒業させてあげたいという気持ちが強かったのですが、今までは国の規制などもあり、実現できませんでした。しかし、規制緩和や旧東郷町の合併に伴う小学校の統廃合などから、旧東郷町の協力も得られ、開校することが決まりました。

どういった教育方針で生徒に接していきますか。

中高一貫校の「高校受験がなく、中学3年であたふたしなくていい」という特性を生かし、公立中学では週3時間行われる数学と英語の授業数を6時間にするなど、6年間のカリキュラムで国公立大や難関私大への合格力をしっかりと身に付けさせたいと思います。また、学習塾の「面倒見第一主義」で、夏休みや冬休みでも補習を徹底し、生徒が塾や予備校に行かなくてもいい自己完結型の学校を目指しています。当面は県内を対象に募集を考えていますが、将来的には、遠距離で進学を希望する生徒のために寮の新設などが必要になってくるかも知れません。

県内状況では、進学は公立高が優位ですが

鳥取西(鳥取市)や倉吉東(倉吉市)といった公立高が有名な進学校で、私立は公立に後れを取っています。しかし、東京都の海城や巣鴨といった私立高も、進学実績を重ねることで進学校として広く認知されるようになりました。県内の公立高の壁は厚いとは思いますが、実績を積み上げ、生徒や保護者の信頼を勝ち取っていくことで、実績はどんどん高まっていくと思います。

ずばり目標は

県内を代表する進学校の鳥取西高校では、生徒の6割が、国公立大や難関私大に進学します。湯梨浜学園でも、第一期生40人で、国公立大学や難関私大への6割合格を実現させたいと思います。そして、鹿児島ラサール(鹿児島県)など地方にある有名な進学校に「追いつけ、追い越せ」の気持ちを持ち、将来的には県外の生徒さんからも「行ってみたいな」と思ってもらえるような学校になればと思っています。
(聞き手・佐藤 洋平)

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