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【新聞掲載】受験に強い中高一貫校

2005年10月2日(日)日本海新聞に、本校についての記事が掲載されました。

受験に強い中高一貫校

学校法人「湯梨浜学園」は来春、湯梨浜町田畑に県内2校目となる中高一貫校「湯梨浜中学校」「湯梨浜高校」を開校する。同法人の坂根徹理事長(56)に、教育方針などを聞いた。

なぜ中高一貫校か。設立の動機は。

鳥取の子供たちは大学受験に苦戦しており、都会の私立中高一貫校が受験の面では優位な状況となっている。県内にも受験に強い学校を設置したいという思いがあり、やとその方向性が実現できる」「なぜ中高一貫校が強いか。公立と比べ授業時間が多いため、中学二年で中学の勉強を終えるなど、早い進度で学習できる。
高校入試がないことから、無理のない流れで体系的に学ぶことができ、肉体的にも精神的にもゆとりを持って六年間を過ごすことができるのが中高一貫校だ。

どのような教育を目指すのか。

一言で言えば『少数精鋭の英才型私学』。
科学技術創造立国を支え、国際社会で活躍できる人材、リーダー的人材を養成したい。
そのためには大学受験での好成績が必要。中学は一学年三十人、高校は四十人の少人数制を採用し、一人一人の可能性を広げていく

カリキュラムの特徴は。

公立中学の英語と数学は週三時間だが、これを六時間に。土曜日も半日授業を行い、週三十八時間の授業を確保する。公立と比べ、中学三年間で約千百三十時間の学習量の差がつく。
詰め込みではなく、時間数がたくさんあるからゆとりを持って学習できる。」「土曜日の活用を『総合学習デー』と位置付ける。大学の先生や経済人などを招いて講演会を開いたり体験授業を行うなど、平日のレギュラー授業からは外れ、生徒がわくわくするような日にしたい。
そして小論文やディベートに強くなり、やる気や目標、夢の動機付けも見いだせる有意義な日としたい

指導体制は。

専任の教師八人、常勤講師二人、非常勤講師を数人確保しているが、一年目は対応できるものの、生徒が増える二年目、三年目はさらに充実を図らなければと思っている。
塾で活躍してきたスタッフが主力だが、私学からも三人の教師に来ていただく予定。生徒の目線に立ち、面倒見の良いスタッフを集めた

開校に向けての整備状況は。

施設整備は着々と進んでいる。自習室や面談室、下足箱、ロッカー、トイレなどの改修も予定通りで、開校には十分間に合う。グラウンドの芝生化一番の特長だ。ホッと一息つけるような癒しの場にしたい

開校を迎えるに当たっての心境は。

今は受験生と同じ気持ち。期待半分、不安も半分。開校三年後に高校を卒業する生徒の進学率が六割となるよう、公立高校に追い付く実績を目指す。厳しいスタートは覚悟しているが、多くの子供たちのために頑張りたい

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