お知らせ

日本海新聞に、本校が開催した講演会「世界の中で生きる仕事」の記事が掲載されました。

外務省 中村さん講演会

湯梨浜町田畑の湯梨浜学園（坂根徹理事長）は6日、外務省国際法局経済条約課主席事務官の中村仁威さんを講師に迎え、同校で講演会を開いた。
中村さんは実体験を交えながら、中学・高校時代に学ぶべきことをアドバイスした。毎年行っているシンガポール研修の一環として実施。生徒や教諭約170人が公演に耳を傾けた。

「世界の中で生きる仕事」をテーマに中村さんは、スペインの日本大使館勤務の経験を基に、北朝鮮やアフガニスタンなど世界情勢にも触れながら、国際社会で日本がどう振舞うべきかを説明。　世界につながる仕事をするためには、相手の身になって論理的に伝える必要性を指摘した。
中村さんは「日本語の微妙な言葉を使い分けて表現するのは普段から本を読み、言葉に対する鋭敏さが必要」とし、「肩書きだけではやっていけない。世界では『何を言ったか。』よりも『誰が言ったか』であり、信用が何よりも大切。
目の輝く仲間の中に常に身をおくことで、将来の可能性が広がっていく」と強調した。