news

お知らせ

news

【新聞掲載】性に左右されず“個”を大切に 湯梨浜高でトークバトル

2010年1月23日(土)日本海新聞に、本校が開催した「High schoolジェンダー・トークバトル」の記事が掲載されました。

性に左右されず“個”を大切に 湯梨浜高でトークバトル

湯梨浜町田畑の湯梨浜高校で23日、「自分も相手も大切にする“性”と“生”」をテーマに「High schoolジェンダー・トークバトル」(県男女共同参画センターよりん彩主催)が行われた。県男女共同参画センター運営協議会の福井正樹副会長を講師に迎え、参加者は性に左右されない生き方の大切さなどを学んだ。

同校は本年度、男女問題やジェンダーについて学んでおり、今回はその集大成。生徒84人と一般や教員ら33人が参加した。
福井副会長は「ジェンダー(ジェンダー・バイアス)は社会的、文化的に作られた性差のこと。男性が社会の中で優位を保っていくためのシステム」と説明。テレビコマーシャルを見て感じたことを話し合うグループワークを行った。

参加者は「家事は女性が専門、男性は働く」といった役割分担意識や商品化された性が、コマーシャル内にあることなどを指摘。
福井副会長は「ジェンダー・バイアスを排除して“個”として見ることの大切さを再認識してほしい。性をどちらかのためのものにせず、性に左右されない生き方を考えていくべき」と呼び掛けた。
1年生の磯江啓希さん(16)は「自分の性は自分のものだと感じた。性が商品化されていることは、考えなければならないと思う」と話していた。

一覧に戻る