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【新聞掲載】「知識と関心」共有を

2011年11月25日(金)日本海新聞に、本校が開催した教育講演会の記事が掲載されました。

「知識と関心」共有を ― 東大副学長迎え講演会

湯梨浜中学・高校(湯梨浜町田畑、坂根徹校長)は、鳥取県出身で東京大学副学長の小島憲道氏を講師に迎えて「教育講演会」を開いた。「私は何故科学者の道を選んだか」と題した講演に、生徒や地域住民ら300人が熱心に耳を傾けた。

小島氏は高校まで鳥取市で過ごした。幼少期に親戚や恩師からもらった「翼のある言葉」で、科学者を目指すようになり、京都大学在学時の湯川秀樹博士との出会いやドイツへの留学を経て、東大副学長になるまでの道のりを語った。

中高生に対し、「本を読み、本質を捉える知恵、他者を感じる力、先頭に立つ勇気を身に付けてほしい」と話した。また、「大学そのものが目標でなく、大学で何を学ぶかが目標。科学技術の知識と関心の共有を」と力説した。

参加者は「入試に要不要でなく、人生という長いスパンでどういう意味をなすかという意識をもって勉強したり読書したりするようにしたい」「向上心の湧く話だった」と、若者への熱いメッセージに大きな刺激を受けていた。

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