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【新聞掲載】高校生の熱き本の戦い!ビブリオバトル

2012年5月29日(火)日本海新聞のコラム『図書館 出会いの広場』に、本校が開催している「ビブリオバトル」の記事が掲載されました。

高校生の熱き本の戦い!ビブリオバトル

「平成24年度鳥取県高等学校図書館教育研究会中部支部主催ビブリオバトル大会」が6月9日午前9時半から、倉吉総合産業高等学校で開催されます。「ビブリオバトル」とは、発表者がそれぞれのお気に入りの本の魅力を紹介し、どの本を一番読みたくなったかを観客の投票によって決めるものです。

湯梨浜中学校・高等学校では、平成23年度から学校図書館を活用した授業の一環として「ビブリオバトル」を実践しています。幸いにも大変好評で、他校にも同様の実践が広まっています。このたびは鳥取県教育委員会の後援をいただき、県中部の各高校で生徒を選抜し、大会を開きます。

学校の授業では、目標や狙いを明確にしなければなりませんが、学校図書館を活用した授業でも同様です。新学習指導要領では「学校図書館を計画的に利用しその機能の活用を図り、生徒の主体的、意欲的な学習活動や読書活動を充実すること」とされています。

本校でビブリオバトルを授業で行う際にも、単なるイベントとしてではなく、教科や単元の狙いや目標を明確にして授業を展開しています。その上で、生徒が自発的に読書に親しみ、文章読解力および記述力の向上、さらには総合的な学力の向上につながるよう留意しています。

ビブリオバトルで最も重要なのは、聞き手の姿勢だと考えています。なぜなら自分の発表を心を込めて「聴いてくれる」相手がいることで、発表者は安心して自分の力を発揮できるからです。

当日の大会では、観客として参加する生徒・教員も「聞く」ではなく、ぜひ「聴く」の姿勢で参加してもらいたいと思っています。本を媒介とした素晴らしい出会いの広場となることを願っています。
高等学校教職員の皆さまは、当日観客としての参加も可能ですので直接会場にお越しください。

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