お知らせ

2017年11月21日（火）日本海新聞に、オーストラリア・ケアンズでの研修の記事が掲載されました。

雄大な自然で交流 ― ファームステイ通して

中高一貫校の湯梨浜学園中・高（湯梨浜町、松本篤己校長）は、3泊5日の日程でオーストラリア・ケアンズで研修した。中学3年生と高校2年生45人が農場体験や世界遺産グレートバリアリーフに浮かぶグリーン島での海洋実習などさまざまな体験をした。
ケアンズ郊外アサートン地区でのファームステイでは生徒3～4人で各家庭に宿泊。農業体験やミルク工場の見学。料理の手伝いなどをしてホストファミリーと英語でコミュニケーションを図った。

ケアンズ市内では朝市やワニ園を見学したほか、市内のスーパーで買い出しをして海沿いに広がる芝生の上で調理実習。エメラルドグリーンの海が広がるグリーン島では、温暖化で白化現象が深刻な問題となっているサンゴ礁を観察し、珍しい熱帯魚などの生物の多様性に触れた。

生徒会長の國田一希さんは「ファームステイでは友達と協力してお互いの家庭の話や日本文化の紹介などをしてコミュニケーションを取りました。現地の方の普段の生活に触れることができてとても重要な体験となりました」と笑顔を見せた。

松本校長は「生徒たちはさまざまな体験を通して日頃の英語学習の成果を実践してくれたと思う。経験を今後の学校生活に生かしてほしい」と語っている。